簡単に要約すると下記のようになります。
この文書は、不登校児童生徒が欠席中に行った学習成果をどのように成績評価に反映させるかについての法改正とその趣旨を説明しています。主なポイントは以下の通りです:
- 法改正の背景と趣旨: 不登校児童生徒が学校外で行った学習成果を学校が適切に評価し、その結果を保護者や関連機関に伝えることが重要であるとされ、成績評価に反映するための基準が設けられました。
- 対象とする不登校児童生徒: 学校生活に適応できず長期間欠席しているが、学校外で学習している児童生徒が対象です。ただし、正当な理由がない場合や高等学校生などは対象外となります。
- 成績評価のための要件:
- 学習計画が適切であること、2) 保護者や教育機関との連携、3) 学校が継続的に学習状況を把握することが求められます。特に、学校が直接的に不登校児童生徒と関わりを持ち、定期的に学習活動を把握することが重視されています。
- 留意事項: 学校外機関との連携を強化し、長期的な不登校を助長しないよう配慮が求められています。また、個別の学習成果に対して成績評価を行う際、観点別学習状況や評価が困難な場合は、適切に記載し、次年度の指導に役立てるようにします。
- 具体的な取組例:
- オンライン学習やフリースクールでの学習成果を成績に反映。
- 教育支援センターや自宅で学習している場合の評価。
- フリースクールや民間機関との情報共有を通じて学習成果を評価に活用。
この改正は、不登校児童生徒に対する支援を強化し、学習成果を適切に評価することを目的としています。
フリースクールひかりに在籍している生徒は、定期考査を受けています。
2024年2学期の期末テストでも数学が80点以上など良い成績を修めている生徒もいます。ただ、学校のワークの提出はできているものの、普段の授業で配布されたプリントが提出できていなかったり、主体的に取り組む様子がわからない、授業態度を評価できないなど、評価に必要なものをすべて満たしていないので、成績がつけられないようです。
フリースクールひかりでは、生徒が通っている学校へ毎月末学習法報告書を送っています。少しでも役に立てればと思います。